古い朝鮮（韓国）の伝統的な木雁です。30年ほど前、韓国仁寺洞(インサドン)の骨董店のショーウィンドウで見つけました。当時凝っていたプリミティブアートにも似た、素朴なたたずまいに衝動買いしたものです。李朝後期のものと説明受けました。
婚礼前に新婦の家に木雁を携えて挨拶に行くのだそうです。

最近韓国でもコレクターアイテムとして急激に入手が困難になっているようです。
手ずれの木味良く、素朴な絵付けとシャープなフォルムの美しいデザインです。
首の穴は古式で四角く穿ってあります。
経年による傷やスレと虫食いが一ヶ所あります。サイズ：全高約170mm、全長約250mm、全幅約80mm

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